中国の包装業界事情
昨年(2010年12月)、中国の包装産業の年間生産額がアメリカについで、世界第2位になったとの報道がありました。1兆元(約12兆6495億円)の大台を突破したとのことです。
GDPも世界第2位ですから、当然のことかもしれません。自動車をはじめとした躍進振りは、枚挙にいとまがないくらいですから、日本の包装業よお前もかという気分かもしれません。
統計数字がまやかしだという説もあり、真偽のほどは、わかりません。温家宝総理の有力な後継者と目される李克強(当時遼寧省書記)が、米大使との会談で「中国のGDPは作為された数字。信用に値しない」と発言したことが、先ごろ、話題になったウィキーリークスに暴露されました。
とはいっても、2011年度の包装関連の展示会は、目白押しです。
4月6-9日
2011年中国国際ダンボール包装工業展示会
7月6〜9日
中国上海国際印刷・包装・製紙産業総合展
10月25日 〜10月28日
第16回中国国際医薬工業展示会及び中国国際工業フォーラム
11月30〜12月2日
中国国際食品加工及び包装機械産業展
このような現状で、アジアにおける包装産業の最新動向というセミナーが、(株)東洋紡パッケージング・プラン・サービスさんの主催で、4月26日(火):13:30〜16:15の日程で開催されます。
中国における包装産業の最新動向もテーマにあがっています。 中国は、世界の工場から世界の市場へと変貌を遂げているようです。 大いに参考にしなければならないかな。