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ホーム包装機械のそーなんだ>2011.2.17 缶詰の起源

缶詰の起源のそーなんだ

缶詰は、今では、地震など避難時の非常食のイメージが強いと思います。

でも、起源をたどると長期保存可能という点では、共通ですが、当時の事情は違います。

缶詰は、今から、約200年前、ナポレオンが、軍隊の遠征の際、食料補給の問題に悩まされて、懸賞金付の一般公募により、長期保存可能な瓶詰めが考案されたことにより、はじまります。

1804年のことです。缶の中の空気を抜いて、密閉することで、内容物の腐敗を防ぎ、長期保存をするという考え方です。 その時代以前の食品の保存法は、昔ながらの乾燥,塩蔵および薫製によってなされていましたが,大航海時代の長い航海をする船員は、壊血病(ビタミンC不足)が蔓延していたのは有名です。


実際にブリキの缶詰が作られたのは、1810年、イギリスにおいてです。その後、アメリカに、缶詰の技術が渡り、軍用食料として、大いに生産されたということです。


軍事関係の技術が、産業の発展を促すというのは、缶詰もその一例だったんですね。ほーそだったんですね。 飛行機とかGPSとか、インターネットは、軍事技術の転用で最近では、有名ですが、ナポレオンの頃でもあったんですね。 ファッションでもトレンチコートは、トレンチは、塹壕のことで、第一次世界大戦で、寒冷地用に、イギリス兵が、塹壕で着たことから、はじまっています。セーラー服は、水兵さんの制服からですね。

空気を抜いて、真空状態にして、容器内に食品を入れて、新鮮さを失わないという真空キャッパーもありますね。

ちなみに、わが自衛隊では、日清カップヌードルが、SDFヌードルとして支給されるそうです。加給食(朝、昼、夜)として、当直時に支給されます。塩分が濃いそうです。

SDFは、SELF DEFENCE FORCEの略ですね。 (「おひとり様自衛隊」岡田 真理に記載があります。)

ミリメシについては、また、別の機会に譲ります。

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